《改造#41》台車と床板(シャーシ)を種類別で比較!KATO台車でのBトレインのNゲージ化・ボディマウントカプラー等を紹介(新)HGフレーム、SHGフレーム、SGフレーム等・何が違う?・交換のやり方等

《改造#41》台車と床板(シャーシ)を種類別で比較!KATO台車でのBトレインのNゲージ化・ボディマウントカプラー等を紹介(新)HGフレーム、SHGフレーム、SGフレーム等・何が違う?・交換のやり方等

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Bトレのフレーム・シャーシに関して、
詳しく解説しているBトレwiki様のページ
・http://kim.s329.xrea.com/btwk/?%E7%94%A8%E8%AA%9E%E9%9B%86%EF%BC%88%E8%8B%B1%E6%95%B0%EF%BC%89#shgchassis

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≪使用させて頂いたBGM≫
・さわやかサンシャイン – shimtone様より

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そもそも、さてうはどうしてそんなHG台車にこだわるの?
HG台車は見た目がしっかりしてて、これぞBトレって感じがするんですよね。
SHG以降だと、なんか床下がスカスカしてる感じがして。
まあ、コスト削減対策とも言われてるしなあ…
Bトレのシャーシは、時代を追うごとにシンプルになっていったんですよね。
せっかくなので、HGシャーシから、Bトレ4軸台車の変遷を見ていきましょうか。
というわけでまずこれがHGフレームのシャーシ。対応するロゴはこれです。
穴の少ない無骨な床板と、ピンが長い台車枠が特徴です。
輪軸も径の大きな立派なものが採用されており、
車体に組み込むと安定感のある雰囲気を演出できます。
ただ、かぎ状のピンを用いて取り付けるため組み立てが少々複雑なのと、
カプラーポケットがやや狭いという難点があります。

そして、これらの難点を解消したのが新HGフレームのシャーシです。
組んだ際の印象は旧HGシャーシと大差ありませんが、
部品単位で大きく変化しています。 床板に穴が増えたんだね。
この穴は台車ピン用で、これにより台車をスナップして取り付けられるようになりました。
旧HGよりも組み立てが簡単なんだよね。そうなんですよ、すごく手軽です。
いっぽうで、輪軸はそのままなので組んだ時の安定感はそのまま。
さらに、カプラーポケットにも改良が加えられたので、ストレスが消失しました。
組んだ時の印象も相変わらずどっしりしているので、僕はいつもこれを愛用しています。
愛用っつかー執着してるじゃんな。 だって組み立て楽だしかっこいいし…
それに、これは新旧HG共通の話ですが、
ボディとシャーシを分離したら、ボディが完全な箱になるんです。 つまり?
Nゲージ台車化が一瞬で済むんですよ。 1編成分のN化台車さえ用意しておけば、
一瞬でN化台車にスワップして運転会に持っていけるわけです。
なるほど、HG系台車のシステムは極めて親Nゲージ的だったのね。
新HGなら組み立てやすいというオマケつきです。

そして、後のSHGフレームでその手軽さにデバフがかかってしまいました。
SHGフレームは、シャーシだけでなくブロックにも大きな変更が及びました。
ああ、カプラーがボディマウントになったんだよね。 ええ。
この左側にある、T字状のパーツがSHGフレームのブロックです。
これに対応する形で、台車からカプラーポケットが消失しました。
この変化はわかりやすいよね。デカかったですね。
ただ、新HGシャーシの特徴であるスナップ方式を引き継いでいるため、
組み立ては簡単なままです。 むしろ台車の形がシンプルになった分容易になりました。
また、N台車との互換機能もデバフ後とはいえ残存しています。
SHGブロックの突起をカットする、またはHGブロックに交換するなどの小加工を行えば、
HG以前と同様にN化が可能です。 なるほど、N化時の手間が増えちゃったんだ。
そうなんです。たった1工程ですが、無加工と要加工の差は大きいです。
しかし!!これはあくまでKATO台車などをそのまま使う場合に限った話です。
カプラーポケットが無いタイプの台車を常用する環境などでは、
デフォルトでボディマウントしてくれるSHGはなかなか便利なんじゃないでしょうか。
このように、Bトレのドローバーを利用すればローコストでN化できますから、
SHGがイチオシという方もいらっしゃると思います。
SHGならまだ大径車輪採用してるし、ぶっちゃけ素組みでも見栄えはよくない?
そうですね。 まあ、カプラーがあらぬ方向を向いちゃうのは問題だと思いますけど。
ああ、SHGフレームの特徴といえばこれがあったか…
なんか、この情けないカプラーのせいで他の長所を打ち消しちゃってる感あるよね。
かなりの曲者シャーシですよね。
ただ、ピンカットと金属車輪化でスーパー飛び道具に化けるだけ、
SHGシャーシはまだマシな部類と言えるでしょう。 それはそれで転がり抵抗がなあ…

とまあ、頼りないT字ブロックによるカプラーのボディマウント化が特徴だったSHGフレームですが、それはSGフレームに発展しBトレの終結を迎えます。
SGシャーシねー。 後期製品の箱にはもっぱらこのマークがついているので、
見覚えがある方も多いと思います。最近のBトレはこれだもんね。
ブロックがT字状からポケット付きの立派なものに進化し、
ボディマウントを維持しつつそこそこの印象を保てるようになりました。
これは改善点だよね。そうですね。サイドビューも若干スカスカ気味ですが、
実車同様のボディマウントかつポケット保持になったことで、
そこそこ見栄えするようになりました。 
また、スカートとカプラーポケットの干渉がなくなったことにより、
スカート下部の切り欠きが必要なくなりました。 これはいい変化だよねほんとに。
そうなんですよ、この切り欠きは本当にギルティで、
HG金型で出た小田急4000なんてもう印象が変わっちゃってます。
そういった点に着目すれば、SGフレームはよいものと言えますね。
でもさてうは使わないじゃんね。
ええ。だって素組み状態でのNとの互換性が完全に消失しましたからね。まあねえ…
SGシャーシでは、台車と床板が完全に一体化し、
N台車を寄せ付けなくなってしまいました。
代替措置として、SGフレームのキットにはSHG床板とブロックが必ず付属していますが、
デフォルトのKATO台車とガッツリ干渉するため、
N化の際はここまでバラす必要が出てきます。別に全バラシじゃないし、よくない?
1両や2両ならいいですけど、長編成になると本当に面倒臭いんですよね…
運転会の前にひーひー言うくらいだったら、
気力のある入線整備時にまとめてHG化しといたほうが後々楽だよなあと。
やっぱり、無加工で交換できるメリットは本当に大きいです。 あくまでサテ区ではね。
また、輪軸にも手が加えられており、かなり小ぶりになりました。
結果的に、SHG以前の車両と比べると車高短になります。
ただまあ車高に関しては完全に好みの問題ですけどね。
また、末期においては車輪の表面から凹凸が完全に消失したほか、
車輪が完全に転がらなくなりました。
初期のSG車輪は、抵抗が増したとはいえ一応転がるようになっていました。
しかし、末期のものは全く転がらなくなり、ただのアクセサリーと化してしまいました。
まあBトレは、特に素組みの状態においては「ディスプレイモデル」に過ぎないので、
別に転がる必要はありません。
しかし、今までずっと転がってきたものが転がらなくなったのは、
個人的にそこそこショックでした。
なるほどね、SGはサテ区に合ってなかったんだ。まあ、そういうことですね。

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