Nゲージ 鉄道模型/KATO クモハ52(1次車)飯田線4両セットの開封と試運転【趣味の鉄道】

Nゲージ 鉄道模型/KATO クモハ52(1次車)飯田線4両セットの開封と試運転【趣味の鉄道】

KATOのプラスティック製Nゲージ鉄道模型(1/150スケール9mmゲージ)クモハ52(1次車)飯田線4両セット の開封・試運転動画です。セットの付属品のほか別売りオプションの室内灯を取付けています。
鉄道模型の老舗メーカーKATOでは飯田線シリーズと銘打って数々の旧形国電をNゲージで製品化してきましたが、いよいよ流電1次車を両端に狭窓が連なる編成が登場しました。
クモハ52形は戦前に東海道本線京阪神地区に投入された電車で登場時は床下機器を覆うスカートを装着した流麗な編成美を誇っていました。戦後は阪和線での活躍を経て飯田線に移り、1978年に引退しています。登場時の中間付随車サハ48029は三扉化されサハ58となり、サロハ46018は先頭車化されてクハ47になりました。製品の中間付随車サハ48は流電グループではなく横須賀線に投入された32系の付随車でリベット付きの車体にシル・ヘッダーを持ちクモハ52とは趣を異にします。
製品は晩年の飯田線での仕様を忠実に再現していてスカ色の塗分けや後年に換装されたクモハ52001のパンタグラフなどが特徴です。
クモハ52の流線形の運転台周りの形状をよく捉えて再現しています。クモハ52001と52002では微妙に異なる手すりの位置や雨どいの形状、妻面の様子など細部の作り分けは見ごたえがあります。2両のサハ48もプロトタイプの48021と48024の差異を見事に表現しています。

拡大して観察しても破綻の無い造形を見ると、16番モデル(1/80スケール16.5mmゲージ)での製品化を見たい衝動に駆られるのはNゲージファンに留まらず、多くの鉄道模型ファンが期待するところではないでしょうか。

流電クモハ52は幼少時からの憧れの車輌でしたが、実車の現役時は見ることができず、後年に保存車の52001と52004を見る機会を得るにすぎませんでした。模型で現役当時に思いを馳せたいと思っています。

メーカーサイト
https://www.katomodels.com/

製品サイト
https://www.katomodels.com/product/n/kumoha52

Chamioka’s Railway Hobbies~趣味の鉄道~のチャンネルでは車両モデルにとどまらず、レイアウトやモジュール制作、鉄道写真や動画撮影、コレクションの紹介など鉄道趣味に関する情報公開を目指しています。

※この動画チャンネルでは 1/80スケール16.5mmゲージの呼称「HOゲージ」、「16番ゲージ」などはメーカーが製品広告や説明書に記載した記述に倣って記述しています。

(2022年12月)

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